クーパー靱帯(じんたい)の対処を間違えてしまうと、垂れたバスト・貧乳・ペチャパイの原因になってしまいます。
「胸が小さいから関係ない」というのは、危険です。
成長期のお子さんや、出産後のバストケアも重要でしょう。
就寝時の、ナイトブラも話題ですよね。
この記事を読めば、もうスポーツブラで迷うことはありません。
垂れたバスト、貧乳、ペチャパイの原因?
クーパー靱帯(じんたい)ってご存知ですか?
クーパー靱帯は、バストの中を張り巡っているコラーゲン繊維でできている結合組織です。
クーパー靱帯が、乳腺や脂肪を釣り上げています。
重力に負けずに、バストが持ち上がっているのは、このクーパー靱帯のおかげ。
クーパー靱帯(じんたい)、切れたり伸びたりすると…?
損傷していることを自覚することもできません。
切れると、痛みがあるわけでもありません。
加齢で、伸びてしまうこともあります。
「バストトップが下がった…」原因は、筋力の低下だけではないでしょう。
クーパー靱帯の損傷かもしれません。
激しい運動や、ノーブラで伸びやすくなるといわれます。
「胸が小さいから関係ない」というのは、危険な発想なのです。
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クーパー靭帯への対処法
クーパー靭帯への対処法、伸びてしまったときの再生ケア
残念ですが、伸びたり切れたりしてしまったクーパー靭帯を復活させることはできません。
しかし、クーパー靭帯へかかる負担を減らすことはできます。
バストの垂れ防止にも。
クーパー靭帯への対処法
- ノーブラの時間をなくす
- 大胸筋を鍛える
- マッサージで、リフトアップケア
- 食生活
- サポートサプリ
ノーブラの時間をなくす
スポーツブラやナイトブラを活用してノーブラの時間をなくしましょう。
日中は、できるだけワイヤー入りのブラを着用します。
締めつけがなく、着け心地が楽ちんなノンワイヤーブラばかりを日常的に使うことにはおすすめできません。
運動をするときは、スポーツブラを着用して、揺れからクーパー靭帯を守りましょう。
就寝時におすすめの、ナイトブラは着けて寝るとバストアップ効果やバストラインの崩れを防ぐことができます。
寝る時専用のブラは、 寝返りや横向き寝のときも、バストを正しい位置に固定してくれます。
大胸筋を鍛えるポーズや筋トレ
大胸筋を鍛えるには、簡単にできる「合掌のポーズ」がおすすめ。
「合掌のポーズ」は、手のひらを胸の前で合わせて、左右の手をお互いに押し合うエクササイズです。
クーパー靭帯をダメージから守るためには、バストの土台である大胸筋を鍛えることも大切。
大胸筋を鍛えて筋力をアップさせると、クーパー靭帯の負担を軽減できます。
クーパー靭帯が切れたり伸びたりしていても、大胸筋を鍛えることでバストが垂れるのを防止することも。
腕立て伏せやダンベルなどの筋トレも、ハリのあるバストや上向きバストに必要なトレーニングです。
マッサージで、リフトアップケア
バストマッサージは、乳腺を刺激するのでバストアップ効果が期待できます。
バストをマッサージすることで、失われたバストの肌のハリを取り戻すこともできるでしょう。
バスト専用のクリームなどを使用して、肌の滑りを良くしてから行うのがポイント。
デコルテや、脇の下のリンパも一緒にマッサージしてあげるのがおすすめです。
食生活
クーパー靭帯の主な成分は、コラーゲンです。
即効性はありませんが、食事からコラーゲンを補給してクーパー靭帯を強化することも有効。
コラーゲンは、ビタミンCと一緒に摂ると吸収が良くなるので、一緒に摂取しましょう。
他に、バスト周りの発達を促すことができる栄養素としては、大豆イソフラボン・タンパク質・ボロン・ビタミンEなども挙げられます。
日ごろから、バランスのよい食生活を心がけることがバストケアにもつながります。
サポートサプリ
クーパー靭帯の構成成分であるエラスチンや、クーパー靭帯の形成をサポートするコラーゲンをサプリで補いましょう。
エラスチンは、加齢によって減少してしまう成分です。
エラスチンは、サプリで手軽に効率よく摂取するのがおすすめです。
特に、クーパー靱帯を意識したバストケアをしたいときはどんなとき?
成長期のバストサイズの成長
小学校高学年ころからバストは成長していきます。
バストサイズが急に大きくなると、重さでクーパー靱帯が伸びてしまうことがあります。急激なサイズ変化が起こりますので体に合ったブラジャーをつけないと、クーパー靱帯は伸びて元に戻らないことも。
特に、10代はバストが一番成長する年代ですからバストケアがとても大切です。
娘を持つ、パパも「クーパー靱帯」のことは知っておいてもらいたい知識。
成長にあわせて、部活動などにも配慮してサイズのあったスポーツブラをぜひ用意してあげましょう。
伸びたり切れたりしてしまったクーパー靭帯を復活させることはできません。
出産時の急激なバストサイズの変化
妊娠によるサイズ変化も、クーパー靱帯が伸びる原因になります。
妊娠で胸が張ると、バストが2カップぐらいサイズが大きくなります。
しっかりとバストを支えられるようにしたいでしょうが、妊娠中は何かとデリケート。
あまりしっかりと締め付けるタイプのブラジャーは、おすすめできません。
しかし卒乳後、元のサイズに戻った時にはクーパー靱帯はもう伸びていて元には戻らないのです。
そのため、出産後は、マッサージや筋力アップなどのケアが大切です。
産後は、エステサロンなど、プロの力を借りてケアするのもいいでしょう。
激しい運動
- ジョギング
- エアロビ
- バレーボール など
走ったり、ジャンプをしたりするとバストが揺れて、強い衝撃がかかります。
ハードな運動は、クーパー靱帯を損傷させてしまします。
ジョギングは、激しくバストが上下運動しますので、クーパー靱帯は重みで伸びやすくなるでしょう。
「胸が小さいから関係ない」というのは間違えです。
少しでも膨らみがあれば、重力で下がってしまいクーパー靱帯が損傷するのです。
「胸が小さいから垂れない」ということはありません。
クーパー靱帯が引き上げているから垂れていないので、伸びてしまったら垂れてきてしまいます。
胸が小さめという方も、運動時はバストに衝撃が加わらないように予防しましょう。
胸が小さいからノーブラというのは、NGです。
運動するときには、下着は必ず着用しましょう。
就寝時
就寝時は、寝返りなどの動きでクーパー靱帯が損傷することもあります。
寝ているあいだもバストをケアするために、ノーブラではなく「ナイトブラ」を着用しましょう。
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眠るときは、下着をつけたくないという方も多いでしょう。
「締め付けがいや」、「暑い」などいろいろな理由があります。
また、日常着用しているブラトップやワイヤー入りのブラジャーを着用して寝てる方もいるでしょう。
ノーブラや、昼間と同じブラを着用して寝るのは、バストにとって最適ではありません。
ワイヤー入りでは、眠る体勢によって当たって痛いということもあります。
柔らかいブラトップではサポート力がないので、向きを変えた時にバストがはみ出してしまって意味がありません。
寝ているだけだから、ノーブラでいいと思いがちですがバストは横に流れてしまうものです。
就寝時におすすめの、ナイトブラは着けて寝るとバストアップ効果やバストラインの崩れを防ぐことができます。
加齢
お腹や二の腕がたるむのと同じように、加齢でクーパー靱帯もゆるんできます。
クーパー靱帯は、ゴムのように伸びてしまったら元には戻らずそのままバストは垂れてしまいます。
元には戻せないので、これ以上伸びきらないように予防するしかありません。
バストが大きい人ほど、重さでクーパー靱帯は伸びやすくなります。
しかし、胸が小さいからといって伸びないわけではありません。
日ごろから、コラーゲンやビタミンCを意識した食生活をすることを意識しましょう。
加齢によって減少してしまうエラスチンは、サプリで効率よく摂取しましょう。
大胸筋を鍛えるポーズや、筋トレなど適度な運動もバストアップに効果的です。
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おすすめナイトブラ
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まとめ
クーパー靭帯への対処法や、伸びてしまったときの再生ケアについてご紹介しました。
「胸が小さいから関係ない」とノーブラで過ごすのは絶対にやめましょう。
スポーツブラからナイトブラまで、機能やシーンにあわせてたくさんの下着があります。
適切なサイズ選びをして、快適に過ごしましょう。
また、食生活や適度な運動もバストアップケアには必要です。
体に合ったブラジャーを着用するように、心がけましょう。
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