管理業務主任者登録実務講習を東京で受講しました。
東京メトロ永田町駅から、徒歩2分の好アクセス。
1000名規模の会議・集会の開催が可能な、砂防会館別館の利根大会議室。
シェーンバッハ・サボーは、ドイツ語だそうです。
管理業務主任者登録実務講習受講したのは、砂防会館
砂防会館・砂防会館別館へのアクセス
電車
東京メトロ
- 永田町駅（有楽町線・半蔵門線・南北線）徒歩2分
- 赤坂見附駅（銀座線・丸の内線）徒歩5分
永田町駅４番出口が一番近いです。
赤坂見附駅からは、東京ガーデンテラス紀尾井町内のエスカレーターやエレベーターで昇って目指します。
受講した会場は？
砂防会館別館１階の、利根大会議室です。
大規模空間にギャラリー席を備えた、利根大会議室。
面積
856m²
収容人数
最大1,000名（＋ギャラリー席170名）
設備
昇降舞台､音響設備､照明設備､映像機器､大型スクリーン 等
砂防会館別館１階の利根大会議室は、ワンフロア独占でレイアウトフリーの利用が可能。
スライディングウォールにより、分割可能で、用途に応じて機能的に利用できる多目的空間です。
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砂防会館
砂防会館とは
砂防会館（さぼうかいかん）は、一般社団法人全国治水砂防協会が本部を置き、管理運営する会館である。
全国治水砂防協会の関連施設の他、テナントビルとしても用いられている。
2015年2月、本館が老朽化により改築されることになり、下記各施設を別館に移転し2016年3月に閉鎖され、2018年4月に完成した。
ポイント
砂防会館は、自民党本部・中曽根康弘事務所・田中角栄事務所などもあった有名な場所なのです。
砂防会館と政治
砂防会館の歴史
1957年：砂防会館完成。自民党本部が、2階と3階にテナントとして入居。
1966年：永田町に自由民主会館が完成。
同年4月に、自民党本部が砂防会館から自由民主会館に移転。
空いた2階、3階に中曽根康弘と田中角栄はそれぞれの派閥の事務所を構える。
田中角栄後援会「越山会」や、4階には中曽根康弘の個人事務所がありました。
現在では別館に、志帥会事務局や古賀誠・青木幹雄・森喜朗の個人事務所が入居しています。
砂防会館と政治
「砂防会館」「平河町」（砂防会館の所在地）の名は、当時の田中角栄氏やその派閥の代名詞でした。
ロッキード事件では、主な現金授受の場所と認定されています。
1976年には、田中角栄を題材とした清水一行の小説『砂防会館3F』が発表。
1976年の逮捕後、田中角栄は、個人事務所を隣のイトーピア平河町ビルに移すが、田中派閥事務所は残されました。
1983年12月の衆院選後、田中派は最大の121人になり、1984年4月には手狭になり、田中派閥事務所を別館に移します。
かつては、中曽根康弘の個人事務所（2009年限りで退去）、保守新党と国民新党の本部、亀井静香の事務所、減税日本東京事務所（2012年年末に退去）も砂防会館内にありました。
解体前まで本館2階には志帥会の事務所が、4階には古賀誠の事務所なども。
2016年3月17日、砂防会館解体前に志帥会（二階派）の派閥総会が開催されました。
二階派の顧問で衆議院議長を務めた、伊吹文明は「いくつかの政治のドラマがここで繰り広げられてきた。」と挨拶で述べました。
田中角栄
故田中角栄氏は日本の実業家、政治家、建築士。
衆議院議員（16期）、郵政大臣（第12代）、大蔵大臣（第67・68・69代）、通商産業大臣（第33代）、内閣総理大臣（第64・65代）等を歴任しました。
「日本列島改造論」人口の少ない地域にこそ新幹線駅を
当たり前のように利用している新幹線も、この方の功績でしょう。
「これからの新幹線鉄道は、人口の集中した地域を結ぶだけではなく、むしろ人口のすくない地域に駅を計画的に作り、その駅を拠点にして地域開発をすすめるように考えなければならない」
田中角栄氏の構想で、地方都市にも新幹線網が。
「すくなくとも第二東海道新幹線などはリニアモーター方式で走らせてほしいものである」
現在建設の進む、リニア中央新幹線がまさにそれ。
田中角栄の都市伝説
東京都の田中角栄邸から、新潟の実家まで、３回曲がれば着く。
田中角栄氏のことが知りたい方は、中田敦彦のYouTube大学 でわかりやすく紹介されています。
【田中角栄①】〜昭和の天才政治家の成り上がり物語〜
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITYより
まとめ
管理業務主任者登録実務講習を受講した会場の砂防会館について紹介しました。
会場を選ぶときに、永田町に行ってみたいな、と単純に選んだのですが、調べてみると歴史がわかりました。
田舎は、新幹線や高速道路、ダムなどの治水対策が必要な場所が、まだまだたくさん。
地震保険の制度を作ったのも田中角栄氏です。
日本にも、先見性に富んだ政治家がまた現れることを期待しましょう。
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