令和2年12月6日(日)に、令和2年度管理業務主任者試験が実施されました。
私もこちらを受験しました。
令和3年1月22日に、合格発表がありました。
私は3回目の挑戦で、合格しました。
令和3(2021)年3月9日(火)に、なんと追加合格の発表。
過去にも、管理業務主任者は追加合格を発表したことがあったそうです。
管理業務主任者試験とは
管理業務主任者試験
管理業務主任者とは、不動産関連の国家資格です。
「宅地建物取引士(宅建士)」、「マンション管理士(マン管)」、「管理業務主任者(管業)」を合わせて不動産三冠資格(トリプルクラウン)と総称されています。スキルアップ目的や不動産系企業を目指す方が取得する資格のひとつ。
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管理業務主任者試験に合格したら、管理業務主任者登録実務講習を受けたほうがいい?
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令和2(2020)年度管理業務主任者試験について
試験日
令和2年 12月 6日(日)
13:00~15:00
試験地:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県
合格発表日
令和3年 1月 22日 (金)
追加合格発表日
令和3年 3月 9日 (火)
合格基準点
令和2年度の合格基準点は、37点でした。
管理業務主任者試験 合格基準点の推移
試験年度 | 合格点 |
平成23年度 | 35 |
平成24年度 | 37 |
平成25年度 | 32 |
平成26年度 | 35 |
平成27年度 | 34 |
平成28年度 | 35 |
平成29年度 | 36 |
平成30年度 | 33 |
令和元年度 | 34 |
32点~38点で推移しています。
令和2年度の37点は、ここ10年では2番目に高い合格基準点。
合格率は、申込者の20~23%。
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管理業務主任者登録実務講習【その1】
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令和2年度の合格者比率
○ 合 格 者 ; 3,739 人 ( 男性 ; 2,945人、 女性 ; 794人 )
○ 合 格 率 ; 23.9 % ( 男性 ; 24.3%、 女性 ; 22.4% )
○ 平均年齢 ; 43.1 歳 ( 男性 ; 44.8歳、 女性 ; 37.1歳 )
○ 最高年齢 ; 78 歳 ( 男性 ; 78歳、 女性 ; 76歳 )
○ 最低年齢 ; 18 歳 ( 男性 ; 18歳、 女性 ; 18歳)
男女比率でいうと、男性比率がまだまだ高い資格です。
年齢層も18歳から78歳までと、とても幅広い。
不動産業に関わる職業の方や、ご自身でマンションを所有したり、マンションに居住されたりしている方が興味を持ちやすい資格と言えるでしょう。
どうして追加合格が出たのか?
管理業務主任者の問題形式は?
マークシート方式
四肢択一問題
ココがポイント
正解肢が増えたので、追加合格者が発生!
ポイント
問18に、正解解答が2つ増えました。
当初の発表では、問18は正解肢は3だけでした。
今回の追加発表で、問18について肢1・肢2も正解となりました。
問18は、肢1・2・3のいずれかを解答していれば、全員正解ということです。
ということで、問18の肢1・肢2を選択していて、それ以外の問題で36点(免除者は31点)獲得していた方が追加合格の対象となります。
2020年度管理業務主任者試験の追加合格者はどのくらい?
管理業務主任者試験 追加合格の対象者
問18以外の問題で、36点(5問免除者は31点)獲得
かつ
問18で、肢1・肢2を選択した方。
追加合格した人数は?
266名
(試験地別:札幌11名 仙台6名 東京150名 名古屋19名 大阪51名 広島9名 福岡17名 沖縄3名)
令和3年3月9日(火)官報より
2020年度管管理業務主任者合格率
当初発表:合格者3,473名 合格率22.1%
追加発表:合格者3,739名 合格率23.9%
受験者数は15,667名 当初発表より、合格率は1.8%増えました。
追加合格の方は、この1.8%に含まれますので、とても強運ですね!
令和2(2020)年度の管理業務主任者試験の解答
追加合格発表で確定した、令和2年度の管理業務主任者試験の解答
令和2年度の管理業務主任者試験は、“正解肢が複数”の問題が2問!
今回、追加合格となった問18以外にも、問44も複数正解がありました。
そういえば、受験後にチェックしたTwitterで「複数解答の問題が2題ある」とつぶやいていた方がいらっしゃいました。
1月の合格発表のときには、問44だけでしたので1題だけだったのかと思ったのですが、さすがTwitter情報ですね。
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管理業務主任者試験の推移
まとめ
令和3(2021)年3月9日に発表された、管理業務主任者試験の追加合格についてみていきました。
追加合格の方、おめでとうございます。
管理業務主任者や、マンション管理士の試験では過去にも追加合格発表があります。
おい、と言いたくなってしまうところでしょうが、こうやってきちんと発表されておりますのでオープンにするところは評価できるのではないでしょうか。
どういう経緯で、検証が行われるのかはわかりません。
管理業務主任者試験やマンション管理士試験でギリギリの点数で不合格になった方は、追加合格発表があるかの期待もできることがわかりました。
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